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ライフイベント・ステージ
20代に必要な保険
保険に入る目的
あなたとあなたの周りの人がお金に困ることがないか
多くの人が就職を機に生命保険に入られています。
保険の営業の人が職場に来て『社会人になったら保険に入らないと』と何かの義務が発生した様に言って来ることがあります。
社会人になったら保険に入らないといけないのでしょうか?
生命保険は保険の対象となる人(被保険者といいます)に何かあったときに周りの人が経済的に何らかの負担を強いられるのを金銭面で防ぐ為に入るものです。
まずはご自身に何かあった時に周りの人がお金に困ることがないかを考えることから始めてみてはいかがでしょうか?
何かあったときって?
身近なところでは入院、手術
日本には優れた公的医療保険制度がありますが、治療費が全くかからないわけではありません。入院して個室に入った場合に負担する部屋代(差額ベット代)を始め、食費や被服費や雑費など、公的医療保険制度の対象にはならない費用も少なくないのです。病気やケガの程度によっては、長く入院することや高額な治療を受けることも考えられます。もしそうなったら治療費は家計をきつく圧迫することになります。
その費用は誰が支払いますか?
多くの人が『家族に負担をかけたくない』との想いで医療保険に加入しています。
早期発見と早期治療
病気やケガのなかでも、医療保険だけでは費用負担をカバーしきれないケースが存在します。
その最たる例として挙げられるのは「がん」でしょう。
現在のがん治療は、抗がん剤、温熱療法、放射線治療などによる通院治療が主流になりつつあり、
入院日数は長くなりませんし、手術をともなわないことも少なくありません。(がんの平均入院日数は20日を切りました)
しかし、一般的にがん治療は高額となるので、そのようながんの治療に対して有効なのが、がん保険です。
がん保険は、医療保険では補いきれないがん治療の費用をカバーするための保険だと言えます。
他には?
備えあれば憂い無し
ですが、全てを備えるにはそれなりの保険料が必要です。その他にも『就労不能』『老後の生活資金』『介護』『死亡』と色々ありますが、20代のお若いうちに医療保険とがん保険だけは最低限抑えておきましょう。そして余裕があれば少しずつでも良いので『老後の生活資金』の準備を始めましょう。先日、金融庁も『公的年金だけでは生活資金が不足する』とコメントを発表したくらいです。