Insurance column
保険の知識コラム
火災
1番メインとなるものですね
皆さんご存知、火事=火災事故が起きたときに支払われる保険です。
マイホームを新築、購入された時に皆さん加入されていると思います。
個人住宅で言えば、もしかしたら自動車の任意保険より加入率は高いかもしれません。
(ちなみに自動車の任保険の加入率は約74%です)
地震
半公的保険
「地震保険」は政府も関与する「半公的保険」ともいえる保険です。
大地震が起こる確率も、実際に起こったらいくらの保険金支払いになるのかも予測ができません。
そのリスクを民間保険会社だけで負うのは厳しすぎるため、
政府が毎年度「地震再保険特別会計」という予算を組んで関与しています。
1回の地震等の被害に支払われる保険金の総額にはあらかじめ限度額が定められています。
再出発を応援する資金と位置づけるべき
「地震保険」がどこの損害保険会社で入っても同じなのは、
このように営利目的の保険ではなく公共性がある保険であるため。
保険会社にとっては利益を生まない保険と言え、
「火災保険」とセットで契約する仕組みになっているのも儲かるからではなく、
効率性を重視してのことです。
付帯しない理由として、これまで述べた
a.半公的保険ともいえる「地震保険」の特性を理解していない
b.「地震保険」だけで元通りの建物を再建することはできないため入っても仕方がないと考えている
c.保険料が高いと感じる
などが挙げられるでしょう。
確かに、火災保険金額の最大50%でしか地震保険金額をセットできませんから、建物再建の資金は不足します。
でも、住まいや家財道具を失ってこれから生活再建を考えなければならない時、
まとまった資金が手元にあるのは心強いものです。
建物再建資金としてではなく、再出発を応援する資金と位置づけるべきだと思います。
水災
最近は非常に質問が多くなりました
近年、季節を問わず集中豪雨にみまわれる地域が増え、被害が大きくなってきています。
以前であれば水害とは無縁であった地域も他人事では無くなってきました。
水害が起きた時の問題はその損害額が大きくなることと、
地域一帯が被害にあう事から復旧に時間がかかります。
また、同じ地域に居住することが困難になり転居しなくてはならなくなる、
といったことが挙げられます。
いずれにしても経済的な負担は大きくなることから現在では関心が高まり弊社でもお問い合わせ、
特約付帯、火災保険のかけ直しが多くなっています。
『対岸の火事』ならぬ『他所の水災』では無くなっていると業務を通じて実感します。